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まだ○○だから・・・

昨夜ある番組で、母親が代理母となって代理出産に挑んだ方の話が取り上げられていました。その娘さんは子宮がほとんどないとのこと。

今の日本では代理母出産は認められていませんし、某タレントさんが代理母出産に挑んだアメリカでも、認めている州はごく一部のようです。

私は今でも代理母出産には反対です。

子どもがほしい気持ちは同じなのですが、子どもがいないと生きていけないかと言われたらそうではないと思うこと、そして妊娠・出産は命がけなことなのに、それを他の人に頼むということがどうしてもできないと思ってしまうこと。

もっと色々な思いはありますが、簡単に書くとこの2つが主な考えです。

昨夜のテレビ番組を見て、これは本当に価値観や本人の置かれた状況の違いで考えが変わるものだと感じました。

ただ、「子どもが欲しい」という気持ちと、体外受精をした時の「受精卵はもう私の子どもだと思った」ということは同じだと共感しました。

私は今年の夏で32才になります。

「大丈夫だよ、ポンタさんはまだ31才なんだから!」と励ましてもらうことも多いのですが、年齢ではないんですよね。

治療をしている人の年齢は様々で、確かに私は治療をしている人全般から見れば、まだ若いほうだと思いますし、実際に通っている病院の先生からもそう言われました。

でも、もう治療を始めて6年目に入ろうかというところで・・・、私より年上だったり、治療歴が短くて妊娠している人もいっぱいいるわけで・・・。

正直、焦りもあります。ずっとこのままなんじゃないかという不安もあります。

年齢でも治療歴でもなく、何か身体にいいコトをしていたのかどうかでもなく、妊娠って「運」なんだろうなって思うことも増えました。

だって、お酒やコーヒーを飲み、タバコを吸い、カラーリングもしていて、ジャンクフードやファストフードを食べて、夜更かししていても妊娠できる人はできるんですから。

もちろん、私には妊娠しづらい原因があるんだから、人より身体にいいことをするのは当然の努力だと思いますが・・・。

ちょっと意地悪な気持ちをここで吐き出してしまうと・・・、

私はタイミングもAIHもしてきて、その時々の苦しみや悩みもわかっているはずなのに、自分が顕微まで進んだとき、タイミングやAIHの治療をしている人に対して「大丈夫だよ。だってまだAIHで可能性があるんだから」と思ったり言ったりしていました。

でもAIHの時はAIHの時で、私もいっぱい悩んで苦しんだのに。

今もAIHにステップダウンして、一喜一憂しているのに。

辛さを経験してきたからこそ「そうだよね」と共感できるはずなのに。

目の前の自分の辛さばかりに目がいってしまっていました。

今もそうかもしれません。

同じ痛みを知っていても、ずっとその思いを共感できるかどうか・・・難しいなと思います。

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コメント

私も日常いろいろな親子を見ていると、つい不満を言ってしまうことがあります。
先日も、オープンカフェで親子3人が座っていたのですが、子どもを挟んで両隣の親がタバコをスパスパ。
正直、『あんな人でも妊娠・出産してるのに、私はなんで??』って思いましたよ。
不育症だった友達に、『でも妊娠できるんだから!』と言ってしまったこともありました。彼女は2度も流産を経験しているのに・・・。自分が流産を経験して『なんてひどいことを言ってしまったんだろう』と反省しました。経験しなきゃ痛みが解らないなんて・・と自分で情けなくなりました。
『自分はどうして?』と思ってしまうけど、でも、経験した痛みは忘れずにいたいと思います。
ポンタさんの記事を読んで、改めて考えました(^-^)


tomato.さんへ
私も流産してしまった方に「でも妊娠できる体だってわかったんだから」と言ってしまったことがあります。
私に流産の経験が無いとは言え、傷に塩を塗るようなことをしてしまったこと、とても後悔しています。
顕微をしても妊娠に至らない自分の状況が苦しいと思うことが多いですが、だからといってタイミングやAIHで授かれる可能性のある人のほうが楽だということでもないんですよね。
もう少し心を強く持ちたいと思います。

ポンタさんの悩み、凄く判ります。。
私も友達が子宮外妊娠してしまった時
『でも妊娠できたのだから、羨ましいよ』なんて
思ってしまいました。そこまで達していない自分も悔しくて・・・
それぞれの悩みを持ち、それぞれに対してみんな最大限悩んでいるんですよね。
そのことに気付けたのも、大変なことで、とても大切なことだと思いますよ。
お互い、頑張りましょうね(^^)

akoさんへ
つわりがキツイと言った友達に「私には憧れの苦しさだよ」と言ったことがあります。
本心でした。
でも苦しんでいる友達にとっては、その苦しみをまったく理解していない言葉以外の何者でもなかったと思います。
治療をしている間は、この気持ちを全て払拭することはできないと思いますが、少しでも相手の立場を考えた言葉を選べるようになりたいと思います。

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